宗教法人救世軍 救世軍清瀬病院増築工事

病院
増築病棟

東京都清瀬市
鉄骨造2階
延床面積 15,300平方メートル
120床
2015年

キリスト教宗教法人の運営する病院の病棟建替え計画である。
緑に恵まれた敷地内にはこの病棟の他にホスピス病棟や教会が有り、
「病院全体がホスピス」という治療方針に基づいた入院患者の心と尊厳のある生活を支える療養病棟を創ることを目的とした。
病棟は二つの光庭を持つ回廊型の構成となっている。
回廊には絵画や立体作品を飾ることのできるアートスペースが点在し
病棟全体が美術館のような雰囲気となっている。
エントランス-スタッフステーション-食堂談話室は
開放的な一体の空間として、隣接する芸術作品が展示される光庭に面している。屋内外の各アートスペースは、美術大学生の作品を定期的に
入れ替えて展示する運営方式を採用している。