医療法人 浅田レディースクリニック
浅田レディース名古屋駅前クリニック 内装工事
診療所
名古屋市中村区名駅
名古屋ビルディング3階
延床面積 821平方メートル
2010年
体外顕微授精を専門におこなう婦人科クリニックである。診察を行うエリアと胚の移植と培養を行うラボラトリーエリアに分かれた平面構成となっている。
胚の培養という特殊な作業の為に、ラボラトリーはクリーン度1000を保つクリーンルームとなっている。空調システムは微風により埃を舞い上がらせない天井吹き出し+床吸い込み方式を採用し部屋全体を均一な温度に保っている。
胚の良好な生育の為に、空気汚染を起こす揮発性有機化合物質に対しては国土交通省基準より厳しい厚生労働省のガイドライン以下の基準に基づいて使用する建材を選択した。
建材は自然材料をその素質を活かして加工した物を使用し、生命と医療への畏敬を装飾でなく物質と光により表現した空間を創りだした。